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気持ちを和らげてくれる魔法の動作



感情はエネルギーであり、発生したそのタイミングで外に放出されないでいると、気づかぬうちに身体の中に溜まってしまいます。とくに、ネガティブな重たい感情は外に放出するタイミングを逃しやすいもの。放っておくと身体の中に少しずつ蓄積されて、体調不良の一因になったり、心身のバランスを崩してしまうことがあります。


東洋には、身体には「気」があること、そして気のポイントは「ツボ」と呼ばれていることが一般的に知られていて、私たちは身体の不調を「気」をマッサージしたり針やお灸などで刺激するホリスティックな療法によって、気の巡りをよくして体調不良を改善する手法を知っています。


昨今は西洋でも、身体に気(エネルギー)が存在することが認知され、気の巡りを促すことで体調だけでなく、心の状態をよくすることができるという事実が広まり、「エネルギー心理学」という新たな分野が生まれています。


エネルギー心理学では、たとえばタッピング(TFTまたはEFT) と呼ばれる、ツボを軽くタッピングすることで不安を解消したり、場合によってはトラウマを癒してしまうこともある!ホリスティックな手法を全面的に採用しています。また、ヒーリングタッチと呼ばれる、いわゆる西洋版の霊気のような手法を取り入れた心理療法を研究・紹介していたりもします。これらの手法は、米国では看護師がトレーニングを受けることもでき、医療の現場で患者さんの不安やストレスを緩和するホリスティックな方法として使われることもあります。


タッピングについては、私も10年近く前に飛行機恐怖症(子供の頃から飛行機が苦手でした)を治すために受けたホリスティック療法の一つとして体験したことがあり、実際にその効果を感じて、のちに自分でも興味を持って勉強することとなりました。初めてタッピング療法を受けた時は、「こんなんで効くわけない」と思っていたのですが、意外にも効果があったのです。ヒプノセラピストは、ヒプノセラピーの効果を上げるためにNLPなどに加えてタッピングを勉強している方も多いです。


そんなわけで、今回はエネルギー心理学の手法を用いて、「不安や心配な気持ちで心が重たくなっている時にやってみるといい簡単な呼吸と動作」を下記にご紹介します。呼吸と動作は文面で説明するより動画にしたほうがいいと思いました。


約10分弱の動画ですが、ご興味がおありの方はご覧になってください。そして、一緒にやってみてください。


動画に協力してくれたのは20年来の友人で「里山の暮らし」のコラムを書いてくれている妙絵さんです。



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