今年も残すところあとわずかです。この時期は、心のワークのとても大切な作業、「締めくくりワーク」に取り組みます。恒例となっているこの作業は、心のワークのクライアントさんだけでなく、家族や友人にも「やってみて!」と、お奨めしています。
色々なことがありつつ、振り返るとあっという間だったように感じる日々。今年はどんなことがあって、自分が何を体験して、何を思ったのか。じっくりと考えてみなければ、またあっという間に新しい年がやってきて、繰り返しの日々に流されてしまいます。一年を一括りと考えて、この「節目」を祝い、これまで頑張ってきた自分や家族を称えてましょう。そして、まっさらな気持ちで新しい年を迎える準備を整えていきます。
「振り返りワークのやり方」
1)今年起きたことのダイジェストを、月毎に書き出してみます。カレンダーや日記を見ながら、イベント、取り組んだこと、体験したことなどを箇条書きで書き出します。
例:1月:実家に帰省、温泉旅行、仕事の新しい○○プロジェクト始動、体調不良、etc.
2)振り返ってみて、「今年はこれがテーマだった」と思えることを箇条書きで書き出します。
例:新しい環境に移動、体調の変化に敏感になった、新しい人間関係、etc.
3)今年の自分の「気づき」や、「発見・再発見」したことを書き出します。これは自分の思いも含めて少し長めに書き出します。
例:過去十年の区切りの年だった、なぜなら・・・
家族の大切さを確認した、なぜなら・・・
4)今年のテーマとなる言葉を、考えてみます。
5)感謝していることを書き出します。体験、人、場所、物、何でも感謝できると思えることをフリースタイルで思いつく限り書き出します。
以上です。
一年の振り返りをすると、意外にも自分の一年に色んなことがあったのだと分かったり、忘れていた気づきやチャレンジを思い出すこともできます。また、今年を振り返ることで、来年はどんな一年にしたいかを思い描いたり、これからテーマや取り組みたいことが見えてきたりもします。
年が明けたら今度は、「今年をどんな年にしたいか」についてのワークをしますので、その前に、ぜひ「一年の締めくくりワーク」をやってみてください。
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