中間世セラピーについてお問い合わせをいただくことが増えてきたので、ここで少し説明させていただきたいと思います。
わたしたちは心と体、そして魂である。これがトランスパーソナルな考え方です。数え切れないほどの輪廻転生を繰り返してきたわたしたちは、魂として現在のこの人生、この体を選んで生きています。肉体はやがて死を迎えますが、魂は永遠です。いくつもの人生を生きて来たわたしたちの魂は、実は想像を超えるほどの知恵や情報を持っていて、肉体の経験を通して人生を経験しているわたしたちをスピリチュアルな視点から常に支えています。
前世療法などで自分の前世を知ることは、自分の魂と繋がるとても効果的な方法です。自分の過去世を知ること自体も面白い体験ですが、それ以上にすごいと思うのは、その過去世で得た学びを自分でレビューする体験です。これはまさに自分の魂とまっすぐに繋がっている瞬間。トランス状態になり脳がシータ波に入ると分析的思考の声が小さくなり、代わりに魂の声が大きくなります。潜在意識とのコネクションも活発化され、魂の声がまっすぐにわたしたちのもとに届いてくるのです。
セッションを終えて催眠状態から目覚めたクライアントさんは、もうすでに自分が体験したことを少しずつ忘れ始めています。朝起きて、それまで見ていた夢をすぐに忘れてしまうことと似ているかもしれません。それくらい、ヒプノセラピーで体験する状態と、目覚めた「現実」の世界のエネルギーは異なっているのです。そのためセッションの内容は録音してお渡しするようにしています。
中間世セラピーは、前世療法をさらに進めたセラピーです。前世での最期を体験して肉体を離れた魂が、その後に体験することに着目したセッションです。前世療法よりもさらに深い催眠状態で行うため、所要時間は3時間からケースによっては5時間にもわたる長いセッションとなります。中間世セラピーにいらっしゃるクライアントさんは、こんな理由でいらっしゃる方が多いようです。
自分の魂の目的を知りたい。何をしにここに生まれてきたのかを知りたい。
⇨目的を知って、人生を有意義にしていきたい。
自分の魂のソウルメイトやソウルグループに会いたい
⇨今回の人生で出会った人々との魂のご縁を確認してみたい。
自分のガイドと対話したい
⇨いつもサポートしてくれているガイドに、質問してみたい。
ハイヤーセルフとのつながりを感じたい
⇨自分自身のハイヤーセルフの視点で、現在の人生を見つめてみたい。
自分の魂の起源が知りたい
⇨自分の魂の記録やアルバムをのぞけたらいいな。
このような感じで、まか不思議な世界を散策するのが中間世セラピーです。前世療法では自分が過去にどんな人生を体験してきたのかをみることが目的になりますが、中間世セラピーでは、自分の魂についてより深く散策するセッションになります。
興味がある人にとってはものすごく惹かれる内容ですが、そうでない人にとっては怪しすぎる!と思われがちな内容です。個人的には、人を癒す仕事につきたいと考えはじめた頃から「人生の意味ってなんだろう?」とずっと考えていたので、そういう意味で、この手法がその答えを散策するのにあたって自分にとってはとても合っていたのだと思います。
自分を愛することの大切さや、人生を、魂の「ひとつの体験」としてみること、全力で生きながらでも真剣になりすぎないこと。死別した大切な存在とはいつでも繋がれること、死とはトランジションであり終わりではないということなど、さまざまなことを考えて人生との向き合い方を豊かにする体験が待っていました。
詳しくはマイケル・ニュートン博士のこちらの著書をご覧ください。
Comments